有名実況者がプレイした物は動画で見てしまうのでそれ以外を勉強がてらにプレイ
制作者目線になるのはご了承下さい
□ 否男

作者 / T&F 様
配布先 / ふりーむ様
https://www.freem.ne.jp/win/game/20047
ストーリー | ★☆☆☆☆ | ゲーム性 | ★★☆☆☆ | クオリティ | ★★☆☆☆ |
謎解難易度 | ★☆☆☆☆ | 操作難易度 | ★★★★☆ | クリア時間 | 2時間 |
簡単そうなゲームを選ぶ
フリーホラーは巨大なピエロなどに追い掛けられるのが定番、鬼も戦隊物の怪人のようで初プレイしやすいかなと選びました。台詞も音楽も「川越(高橋邦子)」を意識してる感じです。平成最後と言うことは「ふりーむ」に「平成最後のゲーム」「令和最初のゲーム」が連投された時期の作品ですね。

プロローグの鬼ごっこが高難易度
ダッシュしても方向キーの1押しミスで死ぬ難易度で、初見の部屋を次々突破しなければならない。部屋の移動をすると2マス後ろに敵が迫り敵の判定が大きく壁や家具に触れるとゲームオーバー。何度も死に配置を暗記しなければならない。作者は配置を知っているのでギリギリの調整をしたのだろうが、プレイヤーは初見なので高難易度となっています。
時間で逃げ切るのか、隠れるのか、アイテムを見付けるのかプレイヤーは分かりませんので、逃げながら探索もしなければなりません。しかし調べる暇が無く(1クリで追い付かれ死ぬので)、自動で開く扉と1クリで開く扉の差が分からない。MV愛用者なので、VX Aceと若干操作感覚が違い” 最初の追いかけっこで100回以上死亡 ”。十字キーの評判の良いPS2のHORIコントローラーに変えてみましたが、遅延で1テンポ遅れ無理ですね。キーボードに戻しました。
パターン化し何とかプロローグをクリア。” 1時間近く死にゲー ”をしてました。
「ガタガタガタガタガタガタガタ」とたけしのパロ。全体的にプチ「青鬼」という印象。

2部屋を交互に回るだけ
回避地点が2部屋しかなく交互に回り時間切れ(部屋移動の距離)待ちですが、2階浴場の扉だけ毎回1クリックし開けなければならず難易度が跳ね上がっています。どの扉も開閉アニメーションが無いのも違和感。「ゴリコ」が死亡後に橋を塞ぐので庭の迂回ポイントが1箇所潰される。此所だけ3箇所用意されており違和感がありましたからね。庭から部屋に戻れる箇所が分かり難いのも欠点。最初に探索ターンがありませんので、追いかけっこ中に横からクリックしましたが反応は無く死にました。

バランス以外は良心的な作り
ランダムで鬼は登場せずイベントの追いかけっこのみ。イベント以外で浴場で1回強制的に出現するのは確認。開始時にセーブ画面が出るのと重要アイテムは光っているのは良点。ただロープを使用する井戸は光らず。
ライバルとのバトルで、試しに「S」を押すも包丁を振るモーションが無く正しいか分からず。ヒット時に演出が出て攻撃してるのが分かりました。敵の硬直が長くゆっくり3マス歩いて攻撃が間に合うので難易度は低い。
嫌がらせの部屋
ストーリーとは関係の無い演出、ただの嫌がらせイライラ棒。” 即死の球が高速で上下に動いておりセーブ不可部屋 ”。プレイヤーを楽しませようとせず難易度を上げるために作られた印象。ここでプレイを止めようかと思いました。後日実況プレイを探すと此所で投げてる実況者も確認。
こう言うのはテストプレイを簡単に行えるよう駆け抜けるだけだったりしますが無理でした。「マリオメーカー


結局プロローグだけ高難易度だった
ラスボス戦も同じ要領で硬直中に「S」で攻撃。硬直が長く楽勝で1クリア出来そうでしたが、IMEの日本語変換が表示され死亡。その後10死程度で倒せましたが、ボスの動きが一直線では無く若干ホーミング、前だけでは無く横にも攻撃判定あるのと、食らい判定が足だけなのは厄介。
元号の令和は日本らしく無いという落ちでしたが、平成まで中国古典で、令和は日本の万葉集から出典なのを黒幕のお馬鹿加減を表現してるのか、作者が素で知らないのかの判断は難しい。
2時間で死亡150回程度でクリア出来ました。慣れたら上手い難易度調整ですね。
FCの「オバキュー

プロローグだけ高難易度でしたが
パターンを覚えればやりがいのある難易度で面白かったです
(記載:2019年5月24日)