鬼役のイメージイラスト
テーマは貝
鬼ごっこゲームで難しいのは、インパクトと恐怖を与える鬼役を作る事。「青鬼」のインパクトは凄まじい。会話ウインドウに隠れてからの頭丸かじりの演出もプレイヤーに恐怖を植え付けました。他にはスクッテーの「茂美」などが有名ですね。
フリーホラーゲームに共通しているのは、” 恐怖対象をリアルに意図的に下手に描くこと ”崩れた絵が恐怖をかき立てます。これも難易度が高い。時代設定の関係上、洋風または現代風の鬼が作れず資料集めしてみました。実在する兜からヒントを得て、” 貝が怖いのではないか? ”との結論に辿り着きデザインしました。” 打ち首された城主 ”の怨念となりますので、体と首が分かれています。線画ではコミカルで恐怖を与えませんね。
厚塗り
最初に顔だけ着色してみました「CLIP STUDIO」の厚塗りだとホラー感が出ますね。
イメージイラスト完成
全身を着色したところ、意外と鎧が良い感じとなりました。これをドット画で上手く再現できるか?どう印象が変わるか?が問題ですね。
2013年4月8日
鬼役のドット画テスト
サザエ武者ドット化
大型の敵(鬼)という事で「64×64」で作成。当初からの構成だったので通路も「幅64」で用意してあります。手に首を持たす予定でしたが、別々に作成し離れていた方が臨場感が出ると考え分け作成。まだテスト段階ですので前方向の歩行グラフィックしか用意してありません。
サザエ武者ドット画(64×64)
※ 2倍拡大画像 試作品のため使用禁止
ゲーム完成後以下で配布予定
RPGツクール 自作素材置き場 壱(タイル・チップ) | 和風フリーホラー【幽霊屋敷桜】
鬼役のテストプレイ
テストプレイしたところ” 16ピクセル壁にめり込んでしまいます ”。扉の時もそうでしたが、” 64ピクセルのチップは何故か16ピクセル横にずれる ”ようです。そこで左側に透過部分を多くし作成しましたが、15ピクセル以上は右に寄りません。1ピクセルのみ壁にめり込んでしまいますが、諦めることに致します。見た目の幅は64ピクセルありますが、実際は左32ピクセルしか判定が無くプレイヤーが横を通り抜けできる状態となってしまいます。そこは首で誤魔化したいと思います。
2013.4.9
サザエ武者完成
首のチップ化
今の所、前面グラフィックしか必要が無く暫く作る予定はありませんでしたが、後日作ると感覚を忘れ面倒になるので先に作りました。首の作成は簡単で、横移動では目が飛び出す仕様に致しました。
※ 2倍拡大画像 試作品のため使用禁止
ゲーム完成後以下で配布予定
RPGツクール 自作素材置き場 壱(タイル・チップ) | 和風フリーホラー【幽霊屋敷桜】
胴体のチップ化
全身はドット数が多いため、描き直しが面倒で動き最小限に抑えました。
動きは少ないですが意外と上手く作れたかと思います。
※ 2倍拡大画像 試作品のため使用禁止
ゲーム完成後以下で配布予定
RPGツクール 自作素材置き場 壱(タイル・チップ) | 和風フリーホラー【幽霊屋敷桜】
2013年4月10日
鏡合わせ系(間違い探し+倉庫番)作成
露天風呂には鍵を置くだけでしたが、左右対称に女風呂と男風呂を分けたところ、「鏡合わせ部屋」が頭を過ぎり挑戦することに致しました。
鏡合わせ(左右対称)部屋とは?
脱出ゲームの定番である謎解き。鏡合わせの部屋の家具を同じ配置にする事により、次の部屋への扉が開いたり鍵が出現する仕掛けです。初出は知りませんが「魔女の家」が有名。薔薇を生けたりする技術はありませんので、樽の移動のみにします。
物を押すという動作が用意されていない
「RPGツクール VX」には物を押す動作が用意されてなく、調べるとプレイヤーが右から触った場合は左に一歩逃げる、左から触った場合は右に逃げる、上下も同じように設定すると面倒な仕掛けです。これを対象物全てに設定しなければなりません。
物を指定地点に動かしイベント発生させる
このやり方を調べた所、「2つの変数」と「2つのイベント」が必要となり
イベント1
樽のX座標を変数に入れ込む「変数 樽X座標」
樽のY座標を変数に入れ込む「変数 樽Y座標」
イベント2
イベント発生座標が「X.Y 020.010」だと仮定すると
「変数 樽X座標」=020
「変数 樽Y座標」=010
になった時に発生する「条件分岐」を使用するとのこと
不具合多発
最初は4つのアイテムをひとまとめにしていましたが、
- 壁にぶつかるとフリーズする
- 正解地点まで運んだ後も動かせてしまう
- アイテムが消えてしまう
など様々なトラブルに見舞われ、1アイテムに付き1イベントに分けました。そして4つの「スイッチ(フラグ)」により管理することに致しました。
壁に当たるとフリーズする
これにより壁に当たるとフリーズする問題以外は解決しました。調べると「RPGツクール」には壁に当たったときに移動を中断するチェックボタンがあるとのこと。中々見つかりませんでしたが、移動ルートの設定、左下のオプションに「移動できない場合は飛ばす」という項目がありました。これにチェックを入れた事によりフリーズを防げました。
今日はこのイベント作成だけで1日費やしました。庭に外面だけの蔵がありますので内部を作成し、簡単には解けないように必要アイテムを隠しました。やっとゲームらしくなってきましたね。
2013年4月11日
スライドパズル・難易度設定
スライドパズル
ハドソンから2009年に発売された『CALLING 〜黒き着信〜』にもあった「スライドパズル」。これをどうしても導入したい。事前にスクリプトを導入し何度かテストを行いましたが、絵が用意出来ていなかったので制作日誌には掲載してませんでした。本日絵が入りましたので記載。
スクリプトは「回想領域」様が作成した物ですが、現在はサポート終了しているとのこと。
回想領域(15パズル)
http://kaisou-ryouiki.sakura.ne.jp/
難易度設定可能にホラーシーンもカットできるように
OPで難易度設定を可能にしハードだと番号が消える仕組みにしてあります。他には敵の数と速度を変更する予定。全年齢対象にするため暴力シーン・グロテスクなシーンにモザイクを掛けるかを選択可能に致しました。現在は該当シーンは無し。
2013年4月16日
CALLING ~黒き着信~
ハドソン
Nintendo Wii
発売日 2009年11月19日
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