マイクを欲しいが高い
ゲーム実況に憧れはあるが話すのは苦手で無口。それでも好奇心が抑えきれず仲良くなった生主さん達に愛用の「マイク」と「放送用アプリ」を聞いてメモしています。ヘッドセットの方も多いですが、定価2万円のヘッドホン「Denon AH-D1100 」を昨年購入したばかりなので、マイク単体が欲しいです。放送の音質が良かったのは以下の2つでした。
- SHURE BETA58A 約17,000円(ダイナミックマイク)
- Blue Microphones Yeti USB BM400 約17,000円(コンデンサーマイク)
配信をゲーム制作に行かせれば
春を題材にしたゲームだからか、新型コロナウイルス自粛の影響か【幽霊屋敷桜】のプレイ数が伸び実況も多数されました。お礼の意味も含め「Ver2.90折り紙」制作中に中国の翻訳家からお話を頂き中国語版が出る事になりました。今回は2度目となる大型アップデートとなり安定しているゲーム部分にメスを入れるので不具合が出る可能性があります。データを渡した後に修正出来ませんので通しでテストプレイしなければなりません。
部分的なデバッグは千回弱行ってますが、通しでのテストプレイは1回5時間掛かるので10回強。実況動画も10回以上拝見させて頂きました。再びプレイするのは苦痛。そこでニコ生配信で行えば緊張で苦痛が和らぐのではとマイクを買うことに致しました。毎回背景に1ヶ月掛けグダグダですので、その様子を配信すれば集中力が上がり早く仕上がりそうです。
マイクを買おうと即決したのは初心者用セットに一目惚れした為
【Amazon限定ブランド】888M マランツプロ MPM-1000
5,758円と安い!付属品が豊富!レビュー読むと価格の割に高品質!
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付属品
- スタンド
- XLRケーブル
- マイクスポンジ
MPM-1000 | MPM-1000U | MPM-2000U | |
周波数特性 | 20Hz〜20kHz | 20Hz〜17kHz | 20Hz〜18kHz |
感度 | -38 dB ±2dB | -34dB ± 2dB | -36dB ± 2dB |
インピーダンス | 200Ω ±30% ≧1000Ω |
100Ω ±30% ≧1000Ω |
100Ω ±30% ≧ 200Ω |
セルフノイズ | 17 dBA | 16dBA | 16dBA |
最大SPL | 136dB | 132dB | 126dB |
S/N比 | 77 dB | 78 dB | 84 dB |
接続 | XLR | USB | USB |
付属品 | スタンド XLRケーブル マイクスポンジ |
USBケーブル | ショックケース USBケーブル |
価格 | 5,758円 | 6,492円 | 9,457円 |
XLRは上級者向け
接続の「XLRケーブル」が分からず検索すると、「XLR-3.5mmステレオ」の商品が最初に表示されたので、これならPCに直接させると勘違い。USBは接続不良を起こしやすいので「XLR」版にしようと思ったのが間違いの始まり。トラブル続きでマイクが動くのは3週間後となる。
【Amazon限定ブランド】888M マランツプロ コンデンサーマイク MPM-1000
明日データを渡す(公開)予定なので、ギリギリ間に合いました
6千円弱と思えない高級感があります
マランツはバンドをやってる弟が好きなブランドなので若干影響されました
「ポップ ガード」買おうと思ったのですが、案外高いのとアーム上から吊すタイプしか無く断念。調べたところ「KIKUTANI PO-8 」が一番良いようです。コンデンサーマイクは繊細で” 水分に弱くツバで壊れる ”とのこと。付属の「マイクスポンジ」を必ず使いましょう。
USB版を買うべき
” あれ?付属のコードはXLRオス-XLRメスだ! ”検索で出たのは片側が「3.5mmステレオ」でしたので、そう言う規格と勘違いしました。バンドをやってる弟に電話をしコードを借りるも反応せず。「XLR-ステレオ」のケーブルを更に「3.5mmステレオミニプラグ アダプタ」で変換すると空間ができ認識が甘くなると弟から聞いていましたが…” 人生初配信はマイク無し ”となりました。「OBS Studio」の画質設定もデフォルトでしたので酷い画質で踏んだり蹴ったりです。
□ XLRメス-3.5mmミニステレオ変換を探す
XLRの3.5mmミニステレオ変換は通常行わず
調べるとキャノン規格の特殊ケーブルみたいですね。大きなステレオプラグに変換する物は多いですが、「XLR-3.5mmミニステレオ」のケーブルをAmazonで検索しても全然無いですね。4本しか見付からず。それもノーブランドの中国製ばかり。そこでヤマダ電機やリサイクルショップを巡りましたが見付からず。
Hosa XVM-110F 3m XLRキャノンメス-L型ステレオミニオスケーブル
楽天によさげなのがありました。「楽器店chuya-online」で取り扱っている
Hosa XVM-110F 3m XLRキャノンメス-L型ステレオミニオス オーディオケーブル
「Hosa」を調べると楽器用ケーブル専門ブランドのようなので安心できそうです
Amazonでも発見しましたが「chuya-online(楽天)」の方が1,100円と安いので購入
さすが楽器店なので紙袋がお洒落です
ビニール詰めのケーブルを予想もちゃんとしたパッケージで良さそうですね
「XLRメスと3.5mmミニステレオプラグ」です。L型とI型で悩みましたが、PCの裏に挿すのでL型の方が下に垂れ断線を防げるかなと選択。PCからマイクまでの距離的を測ると直進で2mでしたので、裏を通しゆとりを持たせ3m。短いほど安いんですけどね。付属のケーブルが無駄になり1,100円上乗せされたので素直にUSBタイプを買えば良かったと後悔。
マイクの確認方法
あれ音が出ません…
Windows10で右下にある「スピーカー」アイコンを右クリック
「サウンドの設定を開く」→「マイクのテスト」の項目で確認出来ます
デバイス上は認識してるので何か別の問題があるようです
色々調べると
コンデンサーマイクは48Vにする必要があり
48Vファンタム電源を仲介させ電源供給させる
との事。Twitterで調べると同じように間違って購入し未使用で放置してる人が居ました。
□ コンデンサーマイクのXLRタイプは電源が必要で倍の価格になる
USBタイプの方が安く済む
最初に目を付けたのが最安の「Neewer 1チャンネル48Vファンタム電源 」2,049円。安く済まそうと安価で付属品が全て付いてる「888M マランツプロ MPM-1000 」を購入したのにケーブルと電源を追加で買っては上位のUSBマイクと同じ価格になってしまいます。
5年前にNeewerの「キャノンX5用のバッテリーグリップ 」を買いましたが、激安互換品を作っているメーカ。問題無く使えてますので大丈夫かと思います。
マイクより補助電源の方が高いと本末転倒な事に
2番目に安い「MACKIE マッキーシングル48Vファンタム電源M48 」は、6,167円と一気に値段が跳ね上がりますが、楽器メーカで品質は良さそうです。説明文に” ノイズフリー設計 ”の記載があり「Neewer 」にはありません。と言う事は「Neewer 」はノイズ出る可能性があるんですね。それと“ 戦車級に頑丈な ”設計に惹かれました。安くてもノイズが出たり壊れやすいのは嫌です。
身近に常にUBS端子がある訳でも無く、マイクに「Neewer 」のUSB供給は厳しいかなと「MACKIE 」の電源アダプタの方が理想的。最終的には見た目で決断。「Neewer 」は生産終了したシルバーが格好良いので残っていたら買いましたが、黒なら「MACKIE8 」の方がお洒落かなと。
” 怖いのがファンタム電源48Vを購入してもPCで動く確証が無い事 ”
マイクから音が出ない原因は不明。高い電源を購入し失敗したときの痛手が大きく博打です。未使用の「マランツプロ MPM-1000 」と「Hosa XVM-110F 」をセットにしヤフオクに出すか迷いました。
Neewer | MACKIE | |
メーカ | 激安互換品ブランド | 楽器メーカ |
給電 | USB | 電源アダプタ or 電池 |
特徴 | - | ノイズフリー設計 戦車級に頑丈な設計 |
価格 | 2,049円 | 6,167円 |
MACKIE マッキーシングル48Vファンタム電源M48
Amazon販売・発送で在庫1なので直ぐに注文するも発送が中々されず。在庫1が表記ミスで実は無く取り寄せてるのだろうか?他の客に先を越されたのだろうか?1週間後に届きました。
配信予定の『カニノケンカ -Fight Crab-』が発表され3日経過しているので
フラストレーションが溜まりました
箱の中
付属品
セット内容。電池が付属していた事により電池でも動くことを知るが、配信中に突然電池切れになったら怖いのと「9V角形」は高いので使う機会は無さそうです。初めて触るタイプの機械なのと” コンデンサーマイクは壊れやすい ”と聞きましたので、珍しく取扱説明書に目を通しました。
上部
“ 戦車級に頑丈な設計 ”との売り文句道理しっかりした作りです
裏側にプラスティックの蓋があり「9V角形」が格納出来ます
前面
電源ボタンのみの簡単操作
背面
注文前に写真で確認しましたが” INがXLRメス、OUTがオス ”と今回必要なタイプです
「Hosa XVM-110F 」は無駄遣いになってしまったと落胆してましたが
本製品にケーブルは付属されず役立ちました。長さも丁度良いです。
多数のトラブルを乗り越えやっとコンデンサーマイク動作
マイクを認識し「インジケーター」も動きました
” コンデンサマイクは繊細で電源を付けたまま抜き差しすると壊れる ”
との事なので注意致しましょう。
ボタンを押すと見た目に反し軽いです。来客や咳き等で急いでマイクを切りたい場合 「OBS Studio」上では反応が遅れるので電源ボタンでオンオフした方が楽そうですね。
安く済まそうとしたら2倍の費用が掛かってしまった
費用が合計13,000円掛かりそれならプロ絶賛の「audio-technica AT2020 」16,000円を購入した方が良かったですね。PCは詳しいですが、楽器は無知なので「XLRケーブル」と「ファンタム電源」を知らず苦戦し心折れそうになりました。
和風な作業部屋
仲の良いの配信者が机、椅子、マイクを購入し実況部屋を制作。Twitterに写真を上げてましたので、当方も真似しようと1週間掛け大掃除致しました。古い木造住宅なのでボロボロな作業部屋ですが、和風フリーホラーに7年携わっている影響で和風に衣替えされています。
実は洋間
実は昔洋間だったのですが、絨毯を取り除きフローリングにしワックスを綺麗に剥がしてから塗り直し上に畳ユニットを引き詰めました。椅子はインドネシア産のトウで編んだ物。PC向きではありませんが、高級家具屋が閉店時90%引きで投げ売りされ56,800円が5,680円ですからね。
二重価格に騙されないようにスマホで調べると他店でも56,800円でしたので衝動買い。畳に穴が開くと大変なので、余っていた正方形の小型ユニットに乗せています。
壁にはお面のダイシンから取り寄せたばかりの「般若」「狐」「小面」 が掛かっています。
左側に今回購入した「マランツプロ MPM-1000 」と「マッキーシングル ファンタム電源M48 」、昨年購入したヘッドホン「Denon AH-D1100 」をまとめました。
□ ニコ生配信の要点まとめ
今回は不慣れな事もあり配信の設定に付いて細かく取り上げませんが、
「ニコ生」で配信する場合用意するアプリは全部で3つ無料です
ニコ生向けOBS Studioの設定
「ニコ生」の画質上限はビットレートの合計が音声と合わせ「6000kbps」とマニアック
「6000kbps」から音声の「128kbps」を引いた「5,872kbps」が最高画質になるとの事
ビットレート | 5,872kbps |
音声ビットレート | 128kbps |
キーフレーム間隔 | 2 |
解像度 | 1280x720 |
フレームレート | 30fps |
ヘッドホンをしないとBGMと音声が山彦しますが、
配信はブラウザから「ニコ生」で自分の放送を常に開いておく必要があり
” ミュートにしないと永久に山彦します ”
以前は” HD配信 ”のタグを付けないと高画質配信出来ませんでしたが現在は付けられず
最高配信画質で「6Mbps/720p」を選ぶと自動でタグが付きます
ゲーム音で声が掻き消されるので、
デスクトップ音声は緑の半分になるように
マイクはギリギリ黄色に届かない程度に調整
「OBS Studio」はレイヤーを複数作れますが、「ALT」を押しながら枠を動かすと
画像の拡大縮小では無くカットとなり大変便利です
デスクトップを晒したく無い人は画像を設定しオンオフを上手く使いましょう
「ニコ生」からストリームキーが発行され「OBS Studio」に入力しますが
固定なので毎回入力する必要は無い
「NiconamaCommentViewer」は自動で起動せず
毎回変わる放送のURLをドラッグ&ドロップさせる必要があり面倒で忘れがち
「ニコ生」と「OBS Studio」を両方「配信開始」ボタン押す必要あり
最初のコメントが届くと「BouyomiChan」が自動で起動するが
最初のコメントは読み上げられない。事前に放送者コメントで「テスト」と打つのがよさげ
(記載:2020年8月10日)