愛用のヘッドホン「Panasonic RP-HD5-R 」を事故で壊してしまいました。当時7千円(参考価格1万2千円)ながら「ハイレゾ対応」。決め手は試聴時のフィット感。耳が大きく眼鏡をかけているため、普通のヘッドホンでは耳が眼鏡のフレームと「イヤパッド」に挟まれ痛くなります。「RP-HD5-R 」は耳が丁度収まり疲れず透き通るような自然の音。1万円未満のヘッドホンなら間違いなくNo,1の高音質です。
3年前の2017年1月11日に購入。その年に「VGP2018 受賞」※1 と当方見る目があったようです。
※1 密閉型オーバーヘッド型ヘッドホン(1万円以上2万円未満)部門
一時期5千円まで落ちましたが最近値上がり傾向なのと、壊してしまい同じ物を買うのも心折れますので、別のヘッドフォンを探しました。
使用目的
- ゲーム制作にて音選び
- 絵を描くときの作業用BGM
- ゲーム実況を見る
- 洋画のブルーレイを見る
割引率が一番高い物を探す
高品質な物を安く買おうと「価格.com」で割引ランクを見ると” 70%引き ”で5,900円の「DENON AH-D1100 」を発見。グラフを見ると1カ月前の方が5,200円と安く上昇中な事もありますが、現在PC用スピーカーとしては最高級(3万円)の「Bose Companion 20 」を使用しており隣人が引越ヘッドホンを使う意味が無くなってしまいました。「お気に入り」に入れ5,000円以下になったら考えることに致します。
二重価格に注意
最近は「二重価格」が多いですからね。以前” 14,080円→2,980円 ”のハイレゾイヤホン「EHP-CH2000SV 」の購入を考えましたが、実際に聞くと実売通り3千円の音しかせず参考価格は信じられません。
評判は良い
そこで個人のクチコミやブログのレビューを読み下調べしました。
- コスパNo,1(2万で買う価値はないが5千円台なら最高品質)
- 10年近く売れ続けるDENONの王道商品
- 10年前は2万も今は5千円台でお買い得
- 5Hz~37kHzとCDの44.1kHzを超えてないのでハイレゾでは無い
工事が始まる
通常ヘッドホンは周囲に迷惑を掛けないため使用しますが、工事が始まる運びとなり騒音が聞こえないように購入を決断。
キャンペーン併用で3,580円で購入
「AH-D1100 」が下落しAmazonマケプレで評価の高い「オーディオ専門店でんき堂スクェア」様で5,147円。それもAmazonギフト券で購入しても「キャッシュレス還元」が適用され「5%割引」になります。音質はどちらが良いかは実際購入し使って見ないと分かりませんからね。
マケプレは店頭に並ぶ売れ残りの中古品レベルが来た事が有り嫌ですが、こちらは取り寄せ商品で評価100%の専門店なので安心です。内容的にも中国の評価上げ業者は絡んで無さそうです。
「キャッシュレス還元」の他に” Amazonチャージで初回1,000ポイント還元キャンペーン ”を行っており
定価19,800円
5,147円 → 4,890円(5%還元適用) - 1,000pt = 3,890円
更に「価格.com」経由で購入しましたので後日” レビューを書けば300pt ”とのメールを頂き
実質3,580円 で購入致しました。
DENON AH-D1100
高級感のあった「RP-HD5-R 」の紙箱と比べ質素で一般的なプラスチックケース。取り寄せ商品なのにケース内側に白い汚れが点々と付いている謎。DENON側の倉庫に眠っていたか?
豪華な付属品
付属品が1個も無かった「RP-HD5-R 」に比べ豪華。必要な物は全て揃ってます。
- 3.5mOFC線延長コード
- 金メッキステレオ変換プラグ(箱から取り忘れ写っていない)
- キャリングポーチ
「ヘッドホンユニット」は布で隠れ分からないが微妙
ハイレゾ感のあった「Panasonic RP-HD5-R 」
作り
デザインですが、全体的に安価な感じを受ける。プラスチックで構成され一番壊れやすい「アーム」の回転部分に脆さを感じます。「RP-HD5-R 」はそこを事故で壊しました。
3.5mOFC線延長コード
専用の延長コード付属は嬉しい。最近は単価を下げるため付属しない事が多いので
当方所持の安価ケーブルよりしっかりしており音質が上がりそう
金メッキステレオ変換プラグ
中に入っていたのを気が付かず箱を捨ててしまいゴミ箱の底に落ちているのを発見。危ないところでした。開封時撮り忘れた「金メッキステレオ変換プラグ」となります。引出の中に過去に購入したヘッドホン付属の物がいくつも眠っていますが、その中で一番良いです。
キャリングポーチ
合成革袋。窮屈で中々入らず「ヘッドバンド」を一番短くしたら何とか入りました。ピチピチです。
断線しそうで怖いのと、このサイズのヘッドホンは中々持ち歩かないので用途不明。
■ レビュー
商品概要
- ネオジウムマグネットや大口径50mmドライバーユニットを搭載した密閉型ヘッドホン
- 振動板の前後の音圧バランスを調整することによって最適な音響特性を再現する「アコースティックオプティマイザー」構造を採用
- 折りたたみ可能で、持ち運びに便利な収納ポーチが付属する
音質 | 重低音 | フィット感 | 付属品 | |
Panasonic RP-HD5-R | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ |
DENON AH-D1100 | ★★★☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
Bose Companion 20 | ★★★★☆ | ★★★★★ | - | ★★★★★ |
エイジングで音質改善されるも割引価格の音質
「Bose Companion 20 」のヘッドホンプラグに繋いで聞いています。壊れた「Panasonic RP-HD5-R 」からの買換となりそれらとの比較となります。
開封後1時間ほど使用しましたが、音質が悪く定価5千円以下のヘッドホンの音しか鳴らず。翌日再び試すと不思議と音質が向上していました。「エイジング」に付いて調べたところ、スピーカーの大きさによって変わるとのことで、昨日1時間の慣らしで改善された可能性が高いです。10年のロングセラー商品なので、倉庫に眠っていた物かも知れません。
「Panasonic RP-HD5-R 」は現在5,900円で購入可能もハイレゾ対応で「VGP2018 受賞」しただけあり1万円以上の透き通るような高音質。耳のフィット感も良い。付属品は無い。
「DENON AH-D1100 」は現在5,200円で買えますが、ハイレゾ非対応で音が軽く低音は効かない。耳はゆったりし楽な分隙間が空く。付属品が豪華で「RP-HD5-R 」との価格に対するスペック差を此所で補っている。
「Companion 20 」で直で聞くより「RP-HD5-R 」を挿して聞いた方が音が良かったが、「AH-D1100 」は「Companion 20 」売りの重低音が消え、高音も劣るので直で聞いた方が良い。10年前は19,800円で発売との事ですが、音質通りの価格に収集した印象。
(記載:2020年1月12日)