江戸時代の遊び
来年夏に【幽霊屋敷桜】のVer3でハッピーエンドを追加する計画があり、初期案は「薬草10個」と地下陣跡に「財宝」を設置、「犬神」に売却し100万(銭)のオカリナを購入。オカリナを吹くと新妖怪の「一反木綿」により恋人の大原渚桜が誘拐され北の屋敷に御室有明が救いに行くという内容。
第二案は屋敷内に「金の煙管(キセル)」「金の杯」「金の軍配」「金の折り鶴」と「金シリーズ」を設置し商人の「犬神」と同様に売買取引するという物。
目を付けたのが「金の折り鶴」。昔の紙は高級品でしたので、江戸時代にも「折り紙」の文化があったのなら「折り紙」集めも面白いかなと。調べたところ室町時代の「折形」と言う作法が元で、江戸時代初期には馴染み深い「折り紙」が存在したとのこと。第三案は「想い出の折り紙」を5個集めると北の扉が開くと言う内容。「犬神」の存在価値が無くなるので、最後の1個は購入方式にする予定。
和紙の折り紙探し
そこで「和柄の折り紙」探しに行って来ました。近隣に3箇所しかない文房具屋が全て潰れまいLoFtや民芸品、手芸品店まで行かないと難しいかなと思いましたが、最初に寄ったヨーカ堂で6種類売っていました。10枚あれば十分なのですが、どれも200枚セットで千円近くします。箸置きやお金を包むのにも使えるのであって損はありませんが…。
どれにするか10分以上悩みましたが、唯一「本物の和紙」を使い昔からあるシンプルな柄の詰め合わせにしました。
折り鶴
定番の「折り鶴」。子供の頃は難しく下手だった「折り鶴」も成人してからは見違えるほど上手くなりましたが、長年折ってないので忘れています。顔を折り込むのが意外と難しく一回り大きくなり、膨らますのが中々上手くいかず唾液で口が破けそうでした。
兜(カブト)を折る
折り紙で「兜(カブト)」が一番簡単ですね。唯一難しいところがあるとしたら「鍬形」を左右対称にする所。
奴さん(やっこさん)を折る
これも簡単。別に「袴(はかま)」を折ると下半身になるとの事ですが、
今回の目的は和紙1枚で作る「折り紙」なので上半身のみ。
金魚(きんぎょ)を折る
「折り紙」は複数枚使ったり加工すれば何でも作れてしまい(只のペーパークラフトとなり)、邪道なのでカットはしたくなかったのですが、昔ながらの「金魚(きんぎょ)」は切り込み必需。
風船(ふうせん)を折る
大人になると口が大きくなるからか、膨らます系は意外と難しい。「折り込み」は参考にしたサイトによりやり方が違い三段折りが一番綺麗に出来ました。
和紙で折り紙
折り方を調べると「蟹(カニ)」「烏賊(イカ)」「インコ」など面白そうな物もありましたが、江戸時代が舞台のゲームなので、当時から有りそうなのは以下の5個ぐらいですね。
(記載:2020年6月24日)